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生活習慣病

生活習慣病とは?

生活習慣病とは、食生活の乱れや慢性的な運動不足など日常生活の習慣が原因で発症・進行する症候群の総称です。代表的なものに高血圧、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)、心筋梗塞などがあります。長期間にわたり生活習慣が乱れると、気づかないうちに病気が進行し、命にかかわる重大な疾患へ発展するおそれがあります。また、初期段階では自覚症状を捉えにくいことも特徴です。ここでは代表的な3つの生活習慣病について解説します。

高血圧

高血圧とは

血圧とは、血液が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力を指します。高血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の内壁に慢性的に高圧をかけ続けている状態です。高血圧は大きく、本態性高血圧と二次性高血圧に分類されます。

  • 本態性高血圧
    高血圧の大半を占め、生活習慣(ストレス・疲労・塩分過剰摂取・肥満・運動不足など)が発症に深く関与します。加齢や遺伝的要因も関係します。
  • 二次性高血圧
    明確な原因が特定できる高血圧で、腎性高血圧やホルモン異常などが含まれます。

高血圧の治療

  • 生活指導
    日常生活(食事・運動習慣)の見直しを中心に、適度な運動・塩分控え・禁煙・体重管理を一緒に整えます。
  • 薬物療法(除圧剤)
    生活習慣の改善だけで改善がみられない場合、アンギオテンシン変換酵素阻害薬やカルシウム拮抗薬などの薬を用いることがあります。

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症とは

血液中の脂質成分である「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が140 mg/dL以上」、または「HDLコレステロール(善玉コレステロール)が40 mg/dL未満」、または「中性脂肪が空腹時で150 mg/dL以上」のいずれかの条件に該当する状態を指します。脂質異常症は自覚症状が出にくく、動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしやすくなります。さらに、中性脂肪が高いと脂肪肝や急性膵炎などのリスクも高まるため、油っぽい食事・甘いもの・過度のアルコール摂取には特に注意が必要です。

脂質異常症の治療

生活習慣の改善が基本です。3つの条件に沿って説明します。

  • LDLコレステロールが高い方
    飽和脂肪酸の過剰摂取が主な原因です。肉の脂身・バター・ラード・生クリーム・インスタント食品などの過剰摂取を控えましょう。
  • 中性脂肪が高い方
    エネルギー過多・脂質・糖質過多・過度なアルコール摂取が原因です。適度な運動や減量で下げられます。
  • HDLコレステロールが低い方
    肥満・喫煙・運動不足が要因です。適度な運動・禁煙・適正体重管理で向上が見込めます。

高脂血症と脂質異常症の違い

日本動脈硬化学会は2007年に名称を脂質異常症へ変更しました。「高脂」は脂質全体を過度に悪者扱いしがちですが、脂質は三大栄養素でありHDLは高いほうが健康に良いため、脂質全般を否定する印象を避ける目的で名称を改めました。

高尿酸血症

高尿酸血症とは

血中の尿酸値が7 mg/dL以上の場合に診断されます。尿酸値上昇の要因は、プリン体の過剰摂取による産生過剰と、腎機能低下・水分不足による排泄不足のバランスの崩れ、加えて肥満・ストレス・遺伝的要因の複合です。初期には自覚症状が少なく、痛風発作(関節痛)・痛風結節・腎障害・尿路結石などが突発的に現れることがあります。また動脈硬化のリスク因子にもなります。

高尿酸血症の治療

生活習慣の見直しと適度な運動が基本です。プリン体を多く含むビールを控え、蒸留酒へ置き換えるのも有用です。プリン体は肉類・魚介類・卵などにも含まれるため、摂取量を調整しつつ野菜中心の食事を心がけましょう。水分を多く取り、尿や便の排出を促します。軽い有酸素運動(ウォーキング等)を取り入れ、無酸素的な強い運動は避けます。痛風発作が起きた場合は鎮痛薬・炎症を抑える薬、尿酸生成を抑える薬、排出を促す薬を用いることがあります。

痛風とは

痛風は、足の先・足首・膝などに激しい痛みが生じ、歩行にも影響が出ることがあります。そのため予防がとても重要です。

受診のご案内

名古屋市にお住まいの方、通勤や通学で名古屋駅をご利用される方で血圧が高いと言われた方、痛風の症状にお悩みの方、まだ症状が出ていなくても予防しておきたい方は、お気軽に当院へご相談ください。